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外壁塗装の剥がれの原因は何?補修方法やかかる費用まで徹底解説

ふと外壁を見て剥がれを発見したことはありませんか?剥がれが一部だけだからといってそのまま放置しておくと重大な問題につながります。剥がれている状態は見た目が悪いだけでなく、建物全体の機能にも影響します。剥がれは日々進行し、内部侵食を起こす場合もあるので早期の対応が必要です。

この記事では外壁塗装の剥がれの原因や弊害、補修や対策方法、費用の相場まで全てお伝えします。お得に補修できる場合もあるので、損しないためにぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

外壁塗装の剥がれってどのような状態?

外壁塗装

外壁塗装の剥がれとは、外壁表面の塗膜が一部または全体的に剥がれて、下地の素材や表面が露出している状態を指します。外壁塗装の剥がれにはいくつかタイプがあります。

①部分的に剥がれているもの

②全体的な剥がれ

③浮いて剥がれそうなもの

④ひび割れ

上記の状態が発見された場合、外壁内の塗膜が劣化し、剥がれ始めている兆候です。そのまま放置するとさらに進行し、大きな問題に発展することもあります。そのため、早期の発見と対処が重要です。

外壁塗装の剥がれの原因3選

外壁塗装が剥がれる原因は3つ考えられます。

①3年未満の剥がれは施工不良の可能性がある

②経年劣化で剥がれることもある

③塗料の耐用年数を超えている

原因を知ることはその後の対策や補修方法にも関わるので重要になります。それぞれの特徴も紹介するので当てはまる状況はないか、確認しながら読み進めていきましょう。

【剥がれの原因①】3年未満の剥がれは施工不良の可能性がある

塗装してから3年未満の剥がれは施工不良の可能性があります。塗料にもよりますが、3年以上保てるものがほとんどなので、剥がれの原因として技術不足が考えられるでしょう。剥がれにつながる施工不良内容として考えられるのが以下の4つです。

・下地処理が不十分で組み合わせが悪い

・適切な希釈ができていない

・乾燥ができていない状態で次の工程に移ってしまう

・中塗りと外塗りの塗装間隔が空いている

下地処理を怠っている

下地

外壁塗装の耐久性は土台となる下地処理の質に大きく影響されます。下地処理が不十分だと次に重ねていく塗料が密着せずに剥がれや浮きの原因となります。一般的に不十分な処理だと判断される内容は以下の3つです。

・1つ前の塗料が剥がしきれていない

・外壁と塗料の密着度を上げる目荒らし(外壁をザラつかせること)が完璧ではない

・汚れや油分が除去しきれていない

これらの処理を怠ると外壁と塗料の密着度が下がり、早期の浮きの原因になります。いかにこの下処理を丁寧に行うかで耐久年数が大きく変わります。

下地や塗料同士の組み合わせや相性が悪い

下地と塗料には良い組み合わせとそうでない組み合わせとがあり、不適切な処理がされていないか確認が必要です。一般的に外壁塗装は下地、下塗り、中塗り、上塗りの三度塗りが採用されています。下地と塗料、塗料同士の相性が悪いと密着しづらく、剥がれの原因になります。

最近では、サイディング素材でできた外壁が人気です。しかしサイディングは弾性素材でできた塗料との相性が良くないので、組み合わせて使わないのが一般的です。一度塗装してしまうと修正が困難なため、事前に確認しておくと良いでしょう。

他にも耐久性を上げたり、乾燥を早めたりするために塗料と硬化剤を混ぜることもあります。塗料と硬化剤の相性や混ぜ合わせる比率を間違えると、浮きやひび割れの原因になることも考慮しなければいけません。

適切な希釈ができていない

塗料そのものは粘度が高く、原液のまま塗ることはありません。一般的に水もしくはシンナーなどの希釈用の素材と混ぜ合わせ、薄めてから使用します。

希釈が薄すぎたり、濃すぎると密着性や均一性が損なわれ、剥がれの原因になります。稀に希釈を薄めて塗料のコストを下げる悪質な業者がいるのも事実です。メーカーが推奨している希釈率を守ることが大切です。

乾燥ができていない状態で次の工程に移ってしまう

洗浄や下地、下塗り、中塗り、上塗りの三度塗りの工程で乾燥が不十分だと塗膜形成ができずにうまく塗装が重ねられません。それだけでなく、塗料の間でできた湿気が熱で膨張して浮きが発生することも考えられるでしょう。

メーカーの推奨している乾燥時間を守り、乾燥したことを確認してから次の工程に移る必要があります。

それぞれの塗装間隔が空いている

三度塗りの中で間隔が空きすぎていると、以下のことが起こる可能性があります。

・最後に塗った表面の劣化

・汚れの付着

・自然気象による湿気や異物の付着

上記のことが下塗り、中塗り、上塗りの途中の段階で起きてしまうと密着度を下げる原因になりかねません。そのため、塗装間隔は空けすぎないような工程を組む必要があります。一段階前の工程で乾燥すれば、すぐに次の作業に取り組めるようなスケジュール管理ができているかの確認も必要です。

【剥がれの原因②】経年劣化で剥がれることもある

外壁塗装をしてから10年以上経過した剥がれの場合は、施工不良ではなく経年劣化で起きた可能性が高いです。経年劣化が起きる原因は以下に挙げられます。

・紫外線や気象条件の影響

・建物の劣化

長期間にわたる紫外線や太陽の熱、雨、風、雪などの気象条件が外壁に作用することで塗膜が劣化しやすくなります。また、建物自体が振動、温度変化を受けることで圧力を受けて外壁が浮く可能性も考えられるでしょう。外壁塗装から10年前後経過している場合は、経年劣化と考えて補修やメンテナンスを行っていく必要があります。

【剥がれの原因③】塗料の耐用年数を超えている

外壁に塗る塗料にも耐用年数があります。耐用年数は塗料により様々ですが、一般的に5〜10年とされています。1つの目安や指標となるので実際に塗られている塗料製剤を確認し、耐用年数を調べてみましょう。

塗料は時間経過とともに劣化し、柔軟性を失ったり耐久性が低下したりします。劣化した塗膜は外部要因に対する抵抗力が減少し、剥がれや浮きの原因となるでしょう。

剥がれを放置することで起きる弊害5つ

外壁塗装が剥がれをそのまま放置していても問題ないと思われている方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。剥がれを放置することで起きる弊害は以下の5つになります。

・雨漏りしてしまう

・安全性が下がる

・害虫が入り込む

・室内温度の調整が難しくなる

・建物の資産価値が下がる

剥がれた状態で放置すると状態が進行し、補修する範囲も広がるので追加で費用がかさむことも考えられます。早期発見と対処を行うことでトータルコストを抑え、建物の耐久年数を上げられるかもしれません。外壁塗装の剥がれを放置している人は、次に紹介する弊害が起きていないか確認しましょう。

雨漏りしてしまう

外壁の剥がれた部分は、建物の外部保護機能を失い、雨水が建物の内部に侵入する可能性が高まります。雨水はじわじわと奥へ入り込み、少しずつ建物内の家具や設備に湿気を与えて腐食させ、最悪使えなくなることもあるでしょう。

内部まで侵入した雨漏りは、外壁塗装だけ補修しても問題解決につながらず、外壁材そのものを張り替えたり、リフォームが必要になったりすることもあります。

安全性が下がる

剥がれた外壁塗装は建物の外観機能だけではなく、構造の一部です。放置すると外壁と外壁内の間に湿度が発生し、カビやサビ、外壁材の腐食や内部結露などにより外壁の強度や耐久性が低下し、安全性が損なわれる可能性もあります。

台風や豪雨など自然災害時にはさらにその危険性が増し、放置することで傾いたり破損が進行し、最悪の場合、倒壊する可能性もあります。耐震性も低下しているため早急に補修対応が必要です。

害虫が入り込む

剥がれた外壁から害虫が建物の内部に入る可能性も考えなければいけません。剥がれた部分や小さな隙間から蚊やハエ、ゴキブリなどの害虫が侵入し、居住や職場スペースを悪化させることもあります。

室内温度の調整が難しくなる

外壁塗装が剥がれることで断熱性や気密性が低下し、建物内部の温度調整が難しくなる場合もあります。夏場は日差しや熱が建物内部に侵入しやすくなり、冬場は暖房効果が低下する

こともあるので、快適性が損なわれることもあります。

建物の資産価値が下がる

剥がれた外壁塗装は建物の外観を劣化させるだけでなく、見た目の美観も損ないます。これにより、建物の資産価値が低下し、将来的な売却や賃貸価値が減少することもあります。

ただ外壁が剥がれただけで補修するのは勿体無いと考えている方もいるかもしれません。しかし、放置することで徐々に状態が悪化して補修作業のコストが追加でかかったり、機能的に補修ができなくなったりと取り返しのつかない場合もあります。建物の将来的な資産価値は異常を発見した時の早急なる対応や日々のメンテナンスで変わることもあります。

外壁塗装が剥がれた場合の対策3選

外壁塗装

外壁の原因や放置してはいけない理由を知った上で外壁塗装の剥がれを発見した場合、対策や次なる行動として挙げられるのが以下の3つです。

・保証内容を見直す

・業者に依頼する

・自分で補修する

状態の更なる悪化を防ぐために、補修や対策は1日でも早い方が良いとされています。今住んでいる、過ごしている時には何も気にならなくても剥がれの広がりや基材の劣化は、日々進行していく一方です。一刻も早く補修の準備やメンテナンスの手配に移りましょう。

保証内容を見直す

外壁塗装工事には通常、一定期間の保証がついています。現在起こっている剥がれが保証期間内であれば保証内容を確認し、補修を安くもしくは無料で受けられる場合もあります。保証内容に記載している内容で確認すべき内容は以下の通りです。

・保証期間

・保証内容

・保証対象

上記の内容を網羅しているケースの場合、施工不良の可能性もあるため、見積書や契約書も準備して前回工事をした業者に一度問い合わせてみましょう。経年劣化が原因の場合だと保証対象外の可能性が高いですが、確認するだけは無料なので聞いてみることをおすすめします。

業者に依頼する

外壁塗装の剥がれの補修対応では専門の業者に依頼することが最も一般的です。剥がれが1箇所だけだと思っていても、新たに発見される場合や内部侵食についても確認してもらえます。すぐに補修すべき状態なのか、タイミングなどプロの目線から見てもらえます。業者利用の流れとして一般的な流れは以下の通りです。

・問い合わせ

・状態確認

・作業日程の調整や費用の提示

・外壁の洗浄

・塗装

最近ではオンラインで確認してもらえるケースもあります。プロの目で見て状態の把握や補修をしてもらうことが一番安心感があるでしょう。一般的に業者に依頼する場合、塗装と足場を組む会社の2社に依頼する必要があります。基本的に塗装する業者が依頼してくれますが、追加で料金がかかることもあるので確認しておきましょう。

実際に工程へ移る前に工程表のチェックも行っておくことをおすすめします。下地や塗装の間隔が短い等あれば施工不良となる原因を事前に排除することも可能です。また、補修前後の写真撮影や工事の様子を見にいくなどすればトラブル防止にもつながります。依頼して終了するのではなく、依頼してからも引き続き見ていくようにしましょう。

業者に契約する前に確認したい項目

業者に依頼する場合、すぐに契約することはトラブルの原因にもなりかねないので控えておきましょう。契約前に確認すべき項目は以下の通りです。

・業者の経験や実績

・施工内容と使用する塗料の品質

・費用

・補修範囲

・保証内容やアフターサービスの提供状況

・口コミや評判

・補修スケジュール

・相見積もりは可能か

相見積もりとは複数の業者に剥がれの状態を見てもらい、見積書を出してもらうことです。複数社の見積書が比較できるため、費用や保証面で納得した契約につながります。稀に相見積もりで別途費用が発生することもあるので、ホームページを確認してから問い合わせることがおすすめです。

事前に確認しておく項目を決めておくことで後悔する可能性が低くなるので、ぜひ1社で決めきるのではなく、複数社を見てから契約するようにしましょう。

また、悪質な業者と見極めるために経験や業績、口コミや評判のチェックも欠かせません。一度利用したことがある人の声を聞いて決めるのも1つの方法です。

自分で補修する

剥がれが初期段階で小さな傷程度であれば自分で補修することも可能です。ただし、外壁塗装には専門的な知識や技術が必要であり、修理方法を間違えると状態や問題がさらに悪化することもあります。自分で補修する場合も外壁の特徴を捉えて適切な方法や材料を使用することが大切です。

例を挙げると、コンクリートやタイル素材でできた外壁材は一面に塗装されているため、剥がれが進行しやすく、範囲が広いため補修作業が難しいです。一方、多くの建物で採用されているサイディング外壁は、サイディングボードを1枚1枚張っている状態なので、剥がれている部分のみ張り替えれば問題ありません。以下に自分で修理をする際の一般的な流れを紹介します。

・剥がれた外壁部分の洗浄

・剥がれやひび割れ部分の補修

・下地処理

・塗装材の準備と塗装

準備品はホームセンターにある外壁コーナーで集めましょう。以前使用されていた塗料材の確認や、補修用のパテやコーキングなど必要なものをピックアップしておくとスムーズです。また、余った塗料の廃棄方法についても確認しておく必要があります。排水溝に流したり、自己判断で処理するのではなく、地域で指定された廃棄方法を守って処理しましょう。

外壁塗装の補修は業者に依頼することが一般的です。状態の悪化が起きた場合は自己責任になります。また、高所にある剥がれの場合、足場が必要になるため、素人には困難でしょう。見様見真似で補修をすることに不安を感じる方は、プロに依頼することをおすすめします。

外壁塗装の費用の相場はいくら?

塗装業者

外壁塗装の費用の相場は、様々な要因によって異なりますが、一般的な費用相場は以下の通りです。

・業者に依頼する場合:約80〜150万円(目安:塗る面積が200㎡)

・自分で修理する場合:約10〜30万円

業者に依頼する場合、以下の要素が費用に大きく影響します。

・塗装する面積や建物の大きさ

・足場の必要性の有無

・塗装する材料や塗装方法

・施工スケジュール

・施工する地域の気候や環境条件

・保証内容

塗装する範囲が決まれば、必要になる塗料も決まります。塗料も外壁との相性もあり、業者から提案を受け、費用を確認しながら選択する流れです。

塗装する部分が高所で広範囲な場合、足場が必要になることもあります。一般的に外壁塗装の業者と足場を組む業者は別会社なので、その点の確認も必要です。少しでもコストを下げたい方は、足場と塗装、どちらも一貫してサービスを提供している業者もあるので、そちらに依頼することがおすすめです。正確な料金の比較は住んでいる地域の業者に問い合わせて相見積もりを行い、比較しましょう。

自分で初めて修理する場合、処理が不十分になり、状態が悪化して業者に頼まなければいけないこともあります。そのようなケースになると、初めから業者に依頼していた場合よりもトータルコストがかかることになるので、よく考えて状況を見極めてから補修作業に移るようにしましょう。

業者との費用トラブルは消費者センターに相談しよう

前回外壁塗装を依頼した業者や、新たに依頼する業者との見積もりや契約を行う際に、費用に関するトラブルが発生する場合があります。実際起こり得るトラブルの例は以下に挙げられます。

・保証期間内にも関わらずに補修を断られた場合

・見積もりと実際請求された費用の不一致

・契約内容や進捗に関する問題

・不明瞭な追加料金の発生

・施工品質に不満がある場合

・業者と連絡がつかなくなった場合

適切な相場を把握していないまま契約を進め、後から高額な追加料金が発生したり、依頼内容が予定と異なる場合にサポートしてくれるのが消費者センターです。消費者センターは費用トラブルに対して第三者目線でアドバイスや解決方法を提供してくれます。

剥がれた状態の写真や見積書、契約書、保証書、業者の対応を全て準備した状態で相談にいくとスムーズです。見積もりと実際の費用に大きな差がある場合や不当な追加料金で納得できず、業者とトラブルになった際は相談してみましょう。

ただし、トラブルがあった業者が消費者センターを通して補修対応をしてくれても良い施工になるかはわかりません。不信感があるのであれば返金依頼をして別の業者に頼むのも1つですので検討してみてください。

まとめ

外壁塗装の剥がれが小さいものでも、放置をすると大きくなり、建物の機能や価値が下がることがわかりました。剥がれの原因は施工不良の可能性もありますが、建物や塗料の耐久年数が関係している場合もあります。早期の段階で原因の把握や剥がれている状態を業者に相談、もしくは自分で補修することでトータルコストを抑えることも可能です。

外壁塗装は塗装と足場の2社に分かれて作業を行うことが一般的です。少しでも補修のコストを抑えたい方は、塗装と足場を一貫したサービスで提供して中間マージンを省いた業者を見つけることが1つの方法になります。

業者に依頼する場合、事前にトラブルが起きないように相見積もりを取り、納得してから契約することがおすすめです。

外壁の観察や定期的なメンテナンスを取り入れて建物の外観や耐久性、資産価値を保ち、快適な環境を実現していきましょう。

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代表からご挨拶

皆様はじめまして。

家の傷む箇所が増えてきたら、リフォームなども検討するところ。 それでも、外壁塗装を選ぶというのは、”愛着のある家を残す”という意思決定になります。 そんな節目に、もう一度戸建てを持った誇りを取り戻してほしい。それが私たちの願いです。 そんなあなたの意思決定を、私たちは最大限尊重します。

新築の設計のように、こだわりを忠実に再現します。 新築の家を建てるのは、一生に一度の大きな決断です。 パパッと決められるのはきっと嫌じゃなかったでしょうか?

新築気分をもう一度味わってもらうために、小さなことでもこだわりをお聞かせください。

代表の写真

株式会社オネスト代表取締役 (屋号:オネスト塗装)

大 西 耕 作