078-754-5912

8:00~18:00(平日・土・祝日)

メインビジュアル画像

外壁塗装ブログ

blog
ホーム外壁塗装ブログマイホームの外壁塗装で補助金を受けられる?その仕組みを解説します

マイホームの外壁塗装で補助金を受けられる?その仕組みを解説します

外壁塗装はマイホームの美観を保つだけではなく、その耐用年数を延ばす効果もあることから、長く住み続けるために大切なリフォームです。
ただ、外壁塗装は高額な費用がかかるもので、大きな家の場合100万円を超えるケースもあります。
そんな外壁塗装で、補助金を受けられるかもしれないことをご存知でしたでしょうか。
本記事では、どうして外壁塗装で補助金が受けられるのか、その仕組みと具体的な申請方法について解説します。

なぜマイホームの外壁塗装で補助金が支給されるのか

マイホームは個人の所有物で、その外壁塗装に地方自治体の補助金(または助成金)が支給されるのはどうしてなのでしょうか。
まずは、マイホームの外壁塗装で補助金が支給される理由や、地方自治体が推進している取り組みについて考えてみます。

地域の雇用とエコに貢献するという謎理由

マイホームの外壁塗装へ対する補助金は、主に既存住宅の利用促進や地球環境保護のためのエコへの貢献という表向きの理由があります。
また副次的な目的として、地域の塗装業者の雇用促進への効果を目論んだものです。
このような補助金制度は、マイホームの外壁塗装だけではなく、バリアフリー化などの高齢化対策や、子育て支援の一環など様々な種類と目的があります。

地味だけど大きな違い「補助金と助成金の違い」

地方自治体が実施している各種支援事業では、「補助金」というものと「助成金」という、似たようで少し違う制度が存在しています。
一見すると同じようなものと思ってしまいますが、下記のような違いがあるので理解しておきましょう。

  • 補助金 … 申請後に審査が行われ、予算や採択件数が予め決められているケースが多く、必ず受給できるとは限らない。
  • 助成金 … 一定の申請要件さえ満たしていれば支給される。

名称とその中身は少し違いますが、どちらの支給も返済不用なので、利用できるのなら使いたい制度です。

住んでいる地域によって大きな違い

マイホームの外壁塗装へ対する助成金は、住んでいる地域によって支給対象や内容が大きく違い、中には補助金制度自体ないところもあります。
また、先ほども説明したとおり「補助金」は審査があるうえ、地方自治体によっては年度予算がすぐになくなる場合もあるので、確認もせず補助金を当てにした外壁塗装の依頼は注意が必要です。
では、なぜ地方自治体によって違いが大きいのでしょうか?それは、地方自治体が外壁リフォームなどを通じて考えている街づくりに対する考え方の違いだといえます。
例えば子育て支援を強力にバックアップしている地方自治体であれば、必然的に子育て支援に紐づけした補助金などが多くなるわけです。

補助金が支給されているか調べる方法

お住まいの地域で補助金が支給されているか調べたいとき、地方自治体のホームページを確認するのが一番確実な方法です。
特に補助金の場合、予算の関係で申し込みが締め切られているなど、最新の情報は事業主体の情報が最新となります。

もし、ザックリと簡単に調べたいなら、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が開設している「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」で調べることができます。

このサイトを利用すれば、地域と支援内容から簡単に調べられるので、まずは確認してみましょう。
なお補助金や助成金は、多くの自治体で年度初めの4月から開始されるので、外壁塗装の時期を考えておくことも重要です。

補助金を受け取るための手続きや流れを知ろう

全ての地方自治体でマイホームの外壁塗装が補助金対象になるわけではありませんが、もし該当するなら利用しない手はありません。
そこで、外壁塗装の補助金を申請してお金を受け取るまでの手続きや、実際に外壁塗装を依頼する流れなどを確認してみましょう。

まずは住んでいる自治体の補助金を知ろう

言うまでもありませんが、まずは住んでいる自治体でマイホームの外壁塗装へ補助金を交付しているのか、あらかじめ確認することから始めます。
また、先ほども説明したとおり補助金・助成金制度が設けられている場合でも、自治体によっては申し込みを締め切っているケースがあります。
補助金などの制度がない自治体に住んでいるときや、すでに締め切られている場合は、その段階で「自己負担で外壁塗装をするかしないか」という判断になりますが、そのメリットとデメリットは知っておくべきです。

大まかな申請条件を知ろう

助成金の申請条件は、お住まいになっている自治体によって違いがあるので個別に調べる必要がありますが、ここでは参考として東京都品川区が実施している「住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)」のケースを見てみます。
この助成事業は、区民の方、マンション管理組合または賃貸住宅個人オーナーの方が既存住宅について区内施工業者を利用して、環境やバリアフリーに配慮したリフォーム工事を行う場合に、品川区が費用の一部を負担する制度です。
この制度をマイホームの外壁塗装で利用する場合、以下の共通要件と区民である場合の要件を満たすことが必要です。

(共通要件)

  1. この制度を初めて利用すること
  2. 予約申込時点で着工前で、令和7年2月28日(金)までに助成申請書類を提出できること
  3. 区内施工業者に発注して行う工事であること
  4. 助成対象工事費用(消費税抜き)の総額が10万円以上であること
  5. 助成対象工事について他の助成制度を利用していないこと
  6. 建築基準法その他の関係法令に適合していること
  7. 建築確認が必要な工事の場合は、原則として品川区建築課で取得すること


(区民である場合の要件)

  1. 品川区民であること ※申請時点で品川区に住民票を移していない場合、助成金が交付できない可能性があります
  2. 工事対象住宅(区内)の世帯主であり、現に居住していること。 または、改修後に居住し、世帯主となること ※工事対象住宅を所有しているかにかかわらず、世帯主であることが要件です
  3. 前年所得(所得税法に規定する前年の合計所得金額)が1200万円以下であること
  4. 住民税を滞納していないこと
  5. 工事対象住宅が賃借の場合は対象工事について所有者から承諾を得ていること


かなり項目が多くて大変そうに見えてしまいますが、一つ一つを確認するとそれほど難しくないことが分かるはずです。
もしかしたら一番難しい点は、品川区内の塗装業者へ依頼しなければならない点かもしれません。

補助金を受けられなければ損なの?

マイホームの外壁塗装で、もし補助金が支給されるのであれば、その分だけ自己負担が減るのでお得なのは確かです。
では補助金を受けられなかった場合、それが損なのかといえば「ちょっと違う」ということを理解しなければなりません。
本来はマイホームの外壁塗装とは、自宅の耐用年数を延ばし美観を保つため行うもので、外壁と塗料によって違いはありますが新築から10年くらいを目安に実施することが推奨されています。
つまりタイミングが合って助成金を利用できればラッキーなことで、それがなければ損だと考えるのは間違いだといえます。

補助金を受ける以前に知っておきたい外壁塗装

基本的にマイホームの外壁塗装は、それが必要になったかどうかの判断が先で、結果的に塗装をすることに決めた場合に補助金を受けられるか調べる流れとなります。
そこで、最も基本的なことになる外壁塗装をする意味や、その効果について知ることが重要です。
ここでは補助金以前に、マイホームの外壁塗装がもたらす効果や必要性について考えてみることにしましょう。

見た目が新しくなるメリット

新築の一戸建て住宅も10年も経てば紫外線や風雨の影響で見た目もボンヤリとした印象になり、建てたばかりのときのワクワク感も無くなるものです。
放置しておくと塗装の剥げだけではなく、外壁材の劣化や目地(部材間の隙間・継ぎ目)の痛みや汚れが目立ってきます。
外壁塗装を行えば新築の頃と同じような鮮やかな外観の美しさを取り戻すことができ、色目を変えるなどすればイメージを変えることが可能です。

ところで、外壁塗装に関しては「新築から10年」ということが目安だとよく言われていますが、実際のとことはどうなのでしょうか。
実際のところ外壁塗装の寿命は家ごとに異なるので、安易に悪徳気味な塗装業者の口車に乗るべきではありません。
外壁の劣化具合を調べるにはプロの力を借りるのが確実ですが、自分でできるセルフチェックもあります。
外壁を指先で撫でたとき、白っぽいチョークのような粉がつくことをチョーキング現象といいます。
これは塗装の劣化が進んでいる証で、酸化チタンを主とする白色顔料が塗膜の表面から消耗していく現象です。
チョーキング現象は簡単にチェックできる方法なので、ぜひ試してみましょう。

塗装することで耐用年数アップ

一念発起して建てた新築住宅だけではなく、中古住宅であっても出来るだけ長く住みたいと思うのは自然な感情です。
皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、日本の住宅は欧米と比べて極めて耐用年数が低く見積もられています。
国土交通省が発行した「長持ち住宅の手引き」によれば、日本の住宅の平均利用期間は約30年という短さで、これだけ見れば住宅ローンを返済し終える頃にマイホームは寿命を迎えていることになります。
ちなみに、主な国ごとに新築後に取り壊されるまでの平均年数は以下のとおりです。

国名取り壊されるまでの平均築後年数
日本30年
アメリカ55年
イギリス 77年

こんなにも差があるのは、日本で当たり前のように信じられてきた「新築信仰」が大きいのかもしれません。
一方欧米では、古い住宅をリフォームしながら長く住むという習慣があり、外壁塗装などはそのための第一歩です。
一戸建て住宅は木造建築が多く、水の侵入を防ぐ外壁塗装は家の長寿命化のためには欠かせません。
定期的な外壁塗装は家の耐用年数をアップさせ、結果的にマイホームに資産価値を持たせることになります。

塗装で最新の技術を体感

外壁塗装に使われる塗料も進化具合は日進月歩で、一昔前までとは全く違うものになっています。
外壁塗装で大切なことは、紫外線や風雨に対する耐久性は言うに及ばず、見た目の美しさも重要です。
最新の塗料材料は、従来のものよりも優れた機能を備えていて、防汚性、防藻性、自己洗浄機能などがあり、耐候性や耐久性にも優れています。
また、複雑な形状への施工が安易になり、美しい仕上がりを実現することが可能となりました。
意外と知られていないことですが、塗料の種類によって耐用年数や仕上がり具合は大きく変わるので、ぜひ外壁塗装のプロへ相談してみましょう。

外壁塗装で補助金を利用するときの注意点

受けることができれば「儲けもの」な外壁塗装の補助金ですが、利用するにあたってはいくつかの注意点やデメリットの理解が欠かせません。
ここからは、外壁塗装で補助金を利用するとき気を付けるべき点を考えてみます。

遮熱塗装が向かないケースや条件が合わないことも

地方自治体によっては外壁塗装への補助金で「遮熱塗装」が指定されている場合があり、これに向かない住宅があることには注意が必要です。
遮熱塗料は太陽光の熱を反射する性質があり、夏場に屋内の室温が上がり過ぎないようにするメリットがあります。
簡単にいえば、真夏に効果を発揮するエコハウスといえるでしょうか。ところが冬となると屋内が温まりにくいというデメリットになるので、立地によっては大きなマイナスです。
補助金だけに目を向け、マイホームに向いているか否かを考えないと思わぬ失敗となってしまいます。

助成金が抽選だったり待ち時間が長かったりする

先ほど東京都品川区の助成金を紹介しましたが、見て分るように「施工前の申請」が原則です。
各自治体も決して潤沢な予算を抱えているわけでもないので、先着順や抽選などにより支給が決定され、待ち時間が長くなる可能性も考慮しましょう。
皆さんご存知のとおり、塗装業者を含めた建設関連業者は人手不足で、タイミングがずれすぎると外壁塗装の依頼が出来なくなることも考えられます。
補助金などが使えないケースでも、「住宅ローン減税」を利用して外壁塗装による減税など、お得になる方法もあるので、補助金に拘り過ぎないことがオススメです。

そもそも補助金を交付している自治体が少ない

マイホームのリフォーム工事へ支給される補助金は多いのですが、外壁塗装だけを対象にした制度は思いのほか少ないのが現実です。
弊社が本社を構える兵庫県神戸市でも「住宅改修助成事業」という制度があり、最高100万円まで支給されています。
しかし助成の対象は「介護保険の住宅改修費または、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するため」とされていて、外壁塗装は対象外です。
先ほども説明したとおり、マイホームの外壁塗装へ支給される助成金は「あればラッキー」程度に考えておきましょう。

まとめ

マイホームの外壁塗装で補助金が支給される可能性があることは理解できたと思いますが、あまり期待しすぎないほうが無難だといえます。
むしろ気を付けるべきは「補助金を利用できます」と営業してくる、悪徳塗装業者なのかもしれません。
外壁塗装はマイホームの価値を維持するため重要なリフォームですが、費用面など心配事も多いものです。
もしマイホームの外壁塗装でお悩みであれば、「もう一度、帰りが待ち遠しくなる家に。」をモットーにする株式会社オネストにご相談ください。
施工するしない以前に、あなたのマイホームの外壁塗装に関するあらゆるお悩みを解決します。
頼れる相談相手探しが、満足できるマイホームの外壁塗装への第一歩だと理解しましょう。


塗装に関して困った! こんな時は
オネスト塗装に
ご相談ください

見積もりがほしい 塗り替えのタイミングについてアドバイスがほしい ちょっとした工事も大丈夫?

contact

オネスト塗装では兵庫県神戸市を中心とした周辺地域を
対応エリアとさせていただいております。
外壁塗装・屋根塗装どでお困りの方はお気軽に
ご連絡ください。
もちろん、エリア外でもオネスト塗装にて
外壁塗装・屋根塗装等をご希望のお客様はお気軽にご連絡ください。

greeting

代表からご挨拶

皆様はじめまして。

家の傷む箇所が増えてきたら、リフォームなども検討するところ。 それでも、外壁塗装を選ぶというのは、”愛着のある家を残す”という意思決定になります。 そんな節目に、もう一度戸建てを持った誇りを取り戻してほしい。それが私たちの願いです。 そんなあなたの意思決定を、私たちは最大限尊重します。

新築の設計のように、こだわりを忠実に再現します。 新築の家を建てるのは、一生に一度の大きな決断です。 パパッと決められるのはきっと嫌じゃなかったでしょうか?

新築気分をもう一度味わってもらうために、小さなことでもこだわりをお聞かせください。

代表の写真

株式会社オネスト代表取締役 (屋号:オネスト塗装)

大 西 耕 作