078-754-5912

8:00~18:00(平日・土・祝日)

メインビジュアル画像

外壁塗装ブログ

blog
ホーム外壁塗装ブログ外壁塗装は何年ごとにやるのが正解?家を長持ちさせるためのポイントを解説

外壁塗装は何年ごとにやるのが正解?家を長持ちさせるためのポイントを解説

日本では新築住宅も経年劣化するごとに価値が下がりまくってしまいますが、実はこの状況は世界的に見て異常だということをご存知でしょうか。
大事なマイホームは、適切なメンテナンスをすることで100年以上住むことができ、むしろ積極的なメンテナンスをオススメします。
そこで本記事では、家のメンテナンスの基本と言える外壁塗装について、「一体、何年ごとにするのが正解かの?」という素朴な疑問を解説します。

外壁塗装をするべきタイミングとは?その実際を知ろう

外壁塗装をするべきタイミングとは、大切な役割である美観・防水・躯体保護などの機能が低下してきたときです。
具体的には外壁塗装に使用している塗料の種類や、建物の立地条件によって大きな違いが見られます。
とはいえ外壁塗装は大きな出費になるので、おおよそのタイミングを知っておくことが重要で、まずは一般的な塗装サイクルについて考えてみましょう。

新築住宅の場合は10年~15年が一般的

家を新築してから最初の外壁塗装をするタイミングは10年~15年が一般的ですが、これが外壁に使われている外壁材によって変わってきます。
新築の一戸建て住宅に使われている外壁材は、ほぼ以下の4種類に絞られ、耐用年数の短い順番に並べて比較してみましょう。

外壁材の種類特徴
窯業(ようぎょう)系サイディング一般住宅の外壁材でシェアが圧倒的に多い。モルタル外壁に近い性質をもち、安いが耐用年数は短め。
モルタル外壁セメントと砂を混ぜたもので耐久性とデザイン性に優れる。ただひび割れしやすく耐水性も低い。
金属系サイディング主材はスチール版などの金属を使い裏側には断熱材を施し、断熱性に優れ、耐震性にも高い効果を発揮する。酸性雨や塩害に弱い。
ALC軽量気泡コンクリートのことで、耐久性が高く、燃えにくい特徴を持つ。防水性が極めて低く、吸水性が高いのがデメリット。


これ以外にも木質系・樹脂系サイディングやタイル外壁もありますが、最近の新築住宅の約8割は窯業系サイディングです。
ただ、窯業系サイディングは工期の短さとコストの低さが魅力ですが、10年未満で外壁塗装などのメンテナンスが必要になります。
つまり約8割の新築住宅では、7年〜10年で最初の外壁塗装を行うことが必要です。

2度目の外壁塗装を行うタイミングとは?

外壁塗装はマイホームに長く住み続けるためには定期的に行うことが重要ですが、2度目以降の外壁塗装のタイミングは前回使用した塗料や施工の仕方によって違いがでます。
ここで悩ましいのは、耐用年数が長く効果が見込める塗料ほど外壁塗装の費用が高くなることです。
参考までに外壁塗装で使用する代表的な塗料ごとに、耐久年数や施工単価の目安を比較してみましょう。

塗料の種類耐久年数施工単価(目安)
アクリル塗料3~8年1,000~1,800円/㎡
ウレタン塗料5〜10年1,500~2,500円/㎡
シリコン塗料7〜15年1,800~3,500円/㎡
フッ素塗料12〜20年3,000~5,000円/㎡


お財布が許せば・・・の話ですが、長い目で見れば安いアクリル塗料を使って何度も外壁塗装を行うより、フッ素塗料で塗装したほうがトータルコストは安上がりになります。
結構重要なポイントですが、安さだけを売りにした塗装業者は塗料のグレードを落としている可能性があるので、見積書はよく確認しましょう。

外壁塗装をしなかった場合のリスク

外壁塗装は大きな出費となるので躊躇する方もいるでしょうが、マイホームのことを思えば多くのデメリットがあることを知っておきましょう。
外壁は家の一番外側をガードする役目があり、それが機能することによって外壁材を守り、外壁材が痛まないことで躯体が守られます。
つまり外壁塗装を怠っていると外壁材が痛み、やがては家の骨格まで痛んでしまうことになってしまうのです。
そんな状態になってからリフォーム・メンテナンスを行うと、外壁塗装路は比べ物にならない出費を強いられます。
また、地味に大きな要素が「家に帰ってきたときの見た目」で、キレイな外観を保つことは大袈裟にいえば生き甲斐にも影響するでしょう。

外壁塗装が劣化してしまう原因とその兆候を知ろう

外壁塗装が劣化する理由

外壁塗装が劣化する理由はいくつか存在していて、それを知ることは次の外壁塗装の参考にもなります。
また、外壁の劣化にはいくつか特徴的な「兆候」が表れるので、気を付けるべきチェックポイントも把握しておきましょう。

紫外線や風雨による劣化

紫外線は外壁が劣化する最も大きな要因だといえ、紫外線が塗料の樹脂を破壊することで劣化が進行していきます。
外壁塗装の塗料には、発色の役割を担う白色顔料「酸化チタン」が含まれていることが多いのですが、この酸化チタンが紫外線を吸収することで塗装を劣化させるラジカルが発生します。
また、雨や風、湿度も外壁を劣化させる要因になり、雨風に晒されることで外壁の表面が劣化することは容易に想像がつくでしょう。
これ以外にも海岸近くで多い塩害や、北国でありがちな凍結なども外壁にとっては厄介な敵です。

塗料の種類によって違う経年劣化

先ほども塗料の種類ごとの耐用年数に触れましたが、ここではもう少し詳しく説明します。
塗料というのは、色を付けるための顔料や塗料の主成分で耐久性などを決定づける樹脂、防カビ・防錆などの機能を付加する添加剤、そしてこれらを溶かすための溶剤で作られています。
この中で注目すべきポイントは、耐久性能に直結する樹脂成分ですが、その特徴を少しだけ掘り下げてみましょう。

ウレタン系塗料

今は「シリコン系塗料」が外壁塗装の主役を張っていますが、一昔前まで安上がりな外壁塗料の代表格だったのがウレタン系塗料です。
ウレタン系塗料はアクリル系塗料より割高ですが、耐用年数の面で考えればバランスが良く、密着性の高さから雨どいや手すりなど湾曲した部分の今でも使われています。
耐用年数は5年〜10年ですが、どこでも塗れるという特徴を活かして利用する場所によってはコスパの高い塗料です。

アクリル系塗料

アクリル系塗料のメリットは、なんといっても価格の安さとカラーバリエーションの豊富さで、外壁の色を変えて気分を変えるのに最適な塗料ともいえます。
ただ、耐久性という点ではかなりマイナス点が目立つ塗料で、紫外線に対する耐久性が低く、劣化の原因となるラジカルが発生しやすいことが大きなデメリットです。
またアクリル系塗料は浸透性が高いため、外部の湿気が建物内部に入りやすく、湿気の高い地域には適しません。

シリコン系塗料

最近の外壁塗装で一番スタンダードな塗料なのがシリコン系塗料で、施工価格と耐久性のバランスの良さが大きなメリットです。
シリコン系塗料で有名なのはSK化研や日本ペイントといったメーカーですが、これらのメーカーでは10年〜12年という耐用年数が示されています。
最近はシリコン系塗料が一般的となり、大量生産されていることがコスパの高さの理由です。
またウレタンは、水に馴染みやすい親水性をもっているので、雨水が汚れを包んで落ちやすく外壁が汚れにくいという特徴もあります。

フッ素系塗料

フッ素系塗料の特徴を簡単に説明すると「テフロン加工したフライパン」のようなもので、汚れを寄せ付けないという特徴があります。
耐用年数も長く、その点と汚れにくいことが最大のメリットですが、その分施工費用も高いことがデメリットかもしれません。
あと見落としがちなデメリットがあり、次回の外壁塗装のときに塗料の乗りが悪く、専用の下塗り材が必要になることがあります。

無機塗料

あまり聞いたことがない名前かもしれませんが、セラミックやケイ素を主成分とした無機塗料は、他の塗料と比較してもダントツの耐久性を持っています。
無機物は紫外線などの影響を受けにくく劣化しずらいという性質を持っていて、この特徴から15年以上の対候性を実現しているのです。
それというのも、この無機塗料は紫外線という塗料の難敵対策として開発されたので、その特徴にも納得できるでしょう。
もちろん施工費用は高いというデメリットはあるのですが、マイホームを長持ちさせるためには有力な選択肢だといえます。
外壁塗料の種類によって耐用年数が全く違うことや、その特徴が理解できたと思いますが、その点についてしっかり説明してくれる業者でなければ不安要素にもなりえるでしょう。

外壁塗装のひび割れや色褪せ

目に見えて分かりやすい外壁の劣化がひび割れや色褪せですが、特に外壁塗装のひび割れには注意が必要です。
外壁塗装がひび割れする理由には、単なる経年劣化だけではなく地震などの影響もあり、見た目にも分かるでしょう。
しかし塗装面のひび割れだけではなく、外壁材にも損傷がある場合には塗装だけではなく補修作業が必要になります。
ひび割れの程度を見極めるのは素人では難しいことなので、見積もりを兼ねてプロの目で見てもらうことがオススメです。

外壁塗装で見られるチョーキング現象とは?

外壁塗装の情報を調べていると高確率で「チョーキング現象」という言葉を目にします。
もちろん外壁塗装の劣化を示す現象なのですが、これは塗料に含まれる白色顔料に紫外線が長年あたり続けることで、ラジカルと呼ばれる化学反応が発生し劣化が進んでいる証です。
この劣化が進むと、手で触ったときにチョークのような粉状の物質が付着することからチョーキング現象といいます。
この状態になると防水機能が失われているので、外壁塗装を検討すべきタイミングです。

コーキングの劣化やサビは重要な兆候

外壁塗装の劣化は比較的目につきやすいものですが、サイディングボードの継ぎ目に使用されるコーキングにも注目しなければなりません。
コーキングは紫外線に弱いので5年〜10年で寿命を迎えてしまいます。
多少痩せて見える程度なら良いのですが、放置しておくとサイディングボードとの隙間ができてしまい、躯体にも影響を与えるでしょう。
外壁塗装のタイミングを計るうえでも、コーキングやサビの発生にも注意することが重要です。

外壁塗装を経済的に行う方法を考えよう

外壁塗装をお得にする方法

どんなに高価な塗料を使っていても、いずれ外壁塗装を行わなければならないタイミングはやってきます。
では、少しでも外壁塗装を長持ちさせ、塗り替えするにしても経済的に行う方法はないものでしょうか。
この経済性という点から、気を付けるべきポイントについて考えてみましょう。

日ごろからのメンテナンスの重要性

外壁塗料の耐久性能を最大限活かすためには、日ごろからのメンテナンスが極めて重要です。
外壁の付着した汚れやカビ、苔などは塗料にとって有害であるばかりか、放置しておくと外壁材にも悪影響を及ぼします。
外壁に付着したこれらの汚れを定期的に洗い流すことで、外壁の劣化を抑える効果があり、結果的に外壁塗装の頻度を減らすことができるでしょう。
汚れ落としに便利な高圧洗浄機の使用は塗装面を痛めるので、できれば柔らかいスポンジと中性洗剤を使って丁寧に洗うことがオススメです。

外壁塗装と屋根塗装のタイミングを合わせるとお得

外壁塗装をするときは足場を組むことが必要で、それだけでも安くない費用が必要になります。
どうせ足場を組むなら、外壁塗装と屋根塗装のタイミングが合えば経済的だと言えるでしょう。
屋根塗装のサイクルも使っている素材によって大きく違い、一般的には以下のようなタイミングが推奨されています。

  • トタン:7〜10年
  • スレート:8~15年
  • セメント瓦:10~20年
  • ガルバリウム鋼板:10~25年
  • 粘土瓦:30年以上

完全にタイミングを合わせるのは難しいので、どちらかのタイミングに寄せて見積もりを取れば、別々に施工するより安く済ますことができます。

家の立地や環境を考えた塗料を選ぶ

家が建っている場所や環境は、外壁塗装の耐用年数に大きな影響を与える要素です。
日本は海に囲まれた島国なので海岸近くに位置する建物が多いのですが、この場合は塩害による外壁の腐食が問題となります。
また山奥に建っていたとしても樹脂類や花粉、ホコリが周囲に多く存在し、色褪せや劣化を引き起こすことを考慮しなければなりません。
つまり立地や環境に合った外壁塗料を選ばなければ、思ったような耐久性を得ることができません。

何より重要なのは「信頼できる塗装店選び」

ここまでの解説で外壁塗装のタイミングというのは、実に色んな条件で変ってくることが理解できたのではないでしょうか。
様々な劣化の兆候を目にして「そろそろ外壁塗装が必要だな」と思ったとき、何より重要なことは信頼できる塗装業者を探すことです。
塗装店からしたら「塗ってなんぼ」なので、良くない業者であれば「すぐに施工しなければ家がダメになりますよ」といったセールスをしてくることでしょう。
信頼できる塗装業者であれば、今の状況を正確に説明してくれ、塗料や施工方法について分かりやすく説明してくれます。
外壁塗料で失敗しないためには、業者選びが何より重要なポイントです。

信頼できる業者選びのポイントを知ろう

信頼できる塗装業者

信頼できる業者選びが重要だと分かったとしても、どのように信頼できる塗装屋さんを探せば良いのかが難しいことです。
100%正解という方法は無いにしても、業者選びの基本的なポイントを押さえることでリスクを減らすことができます。
少しでもリスクを減らす方法について、基本的なことについて押さえておきましょう。

業者の施工実績を確認する

施工実績が多いほど技術力も確かで、依頼が多いことが分かるバロメーターになります。
また優良な塗装業者ほど施工実績や施工金額をオープンにしている傾向があるので、塗装業者のホームページや評判を確認してみましょう。
それ以外でも、見積もりの説明などで難しい専門用語を並べる営業マンなどは気を付けるべきです。
素人にも分かりやすく説明するのが優良業者の特徴で、分かりにくい説明をする業者ほど危険度が上がります。

アフターフォローなどの充実度を調べる

優良な塗装業者ほど自社の施工に自信を持っているので、アフターフォローも充実している傾向があります。
つまり施工後の保証が多いほど信頼できる業者である可能性が高いといえるでしょう。
手前味噌になるかもしれませんが、当社「株式会社オネスト塗装」は施工後の保証はもちろん。お客様のマイホームに最適な外壁塗装を提案しています。
良くない塗装業者は安さだけを売りに残念な施工をしてトラブルが多いのですが、株式会社オネスト塗装では価格の理由をしっかり説明するので、ぜひ外壁塗装の疑問をご相談ください。

外壁塗装の見積もりは複数比較しよう

外壁塗装を何度も経験されている方であれば「相場観」をお持ちでしょうが、そうでもなければ複数の見積もりを比較することは損をしないための絶対条件です。
複数の見積もりを比較するメリットは以下の点にあります。

  • 外壁塗装の相場が分る
  • 悪徳業者を排除しやすい
  • お得な業者を選べる


複数の見積もりを比較すると、驚くようなボッタくり価格を提示している業者を見ることがあります。
もし1社だけの見積もりで済ますと、そのような悪徳業者を見破ることができないでしょう。
ただ、あまり多くの見積もりを取り過ぎると交渉の手間が増えるばかりなので、多くても3〜4社程度にしておくことをオススメします。

最後に

家を長持ちさせるために最も重要だといえる外壁塗装ですが、意外とそのタイミングがきて慌てる方が多いのが現実です。
そこで考えるべきことは、安さに目を奪われることなく正しい選択をすることで、それがトータルコストを抑えることに繋がります。
信頼できる塗装業者を見つけ満足できる外壁塗装を済ませ、大事なマイホームを長持ちさせましょう。

塗装に関して困った! こんな時は
オネスト塗装に
ご相談ください

見積もりがほしい 塗り替えのタイミングについてアドバイスがほしい ちょっとした工事も大丈夫?

contact

オネスト塗装では兵庫県神戸市を中心とした周辺地域を
対応エリアとさせていただいております。
外壁塗装・屋根塗装どでお困りの方はお気軽に
ご連絡ください。
もちろん、エリア外でもオネスト塗装にて
外壁塗装・屋根塗装等をご希望のお客様はお気軽にご連絡ください。

greeting

代表からご挨拶

皆様はじめまして。

家の傷む箇所が増えてきたら、リフォームなども検討するところ。 それでも、外壁塗装を選ぶというのは、”愛着のある家を残す”という意思決定になります。 そんな節目に、もう一度戸建てを持った誇りを取り戻してほしい。それが私たちの願いです。 そんなあなたの意思決定を、私たちは最大限尊重します。

新築の設計のように、こだわりを忠実に再現します。 新築の家を建てるのは、一生に一度の大きな決断です。 パパッと決められるのはきっと嫌じゃなかったでしょうか?

新築気分をもう一度味わってもらうために、小さなことでもこだわりをお聞かせください。

代表の写真

株式会社オネスト代表取締役 (屋号:オネスト塗装)

大 西 耕 作